実はスワンナプーム空港の外周道路に敷設されたバイクレーン(自転車)を走りに行く予定だったのだが、着いたのが遅くなり、雨季は危険と判断しそのまま帰宅することに。つまり今回はただの散歩記録となった。あまり見どころもないのであしからず。

スワンナプーム国際空港はタイの玄関口となるハブ空港である。その由来はスワンナ(黄金)のプーム(地)とのことだが、もともとの地名はノーングーハオつまりノーン(沼)グーハオ(コブラ)、コブラ沼だったようだ。ハブ空港ならぬコブラ沼空港では格好がつかなかったのだろう。
空港に隣接したサイクリングロード。その響きに妙に惹かれたのであった。その調査のため今日も午後からふらっと散歩に出かけた。最近はやりのシェアサイクルでエアポートリンクのラムカムヘン駅まで行き、そこからエアポートリンクで最寄りのラートクラバン駅で下車した。ここから相変わらず徒歩である。
と、これが間違いの始まり。空港の施設なのだから、空港からアクセスできるはずと考えるのが筋。まあ、ラートクラバン駅は国鉄東線の駅でもあり、一度下車して見たかったので良しとする。

下町の雰囲気が漂い、野良犬二匹も居る。朝夕は縄張り意識が高揚するようで犬は危険とのこと。真昼間なので大丈夫だろうとその横を平静を装い通り過ぎた。何もなかった。

セブンイレブンは思い出したように街中にある。が、ここでセブンに入ったら意味がないのだ。何か一つでも発見をすることを目標としている。しかし、街中の食堂にはどうしても入れない。写真が飾って有ればまだよいが、そんな気の利いたものはなく、メニューもタイ語。なんだか籠に食材が多種入っていて、それをフライパンに合わせて調理してくれるようだが、とても注文できそうにないので諦める。

しかしものすごい暑さだ。これは失敗したと思ったがもう遅い。駅前にはシーローがいたが、シャイな性格が災いしてどこに行くか聞くことはできなかった。まあほとんど満員だったから乗るのも大変だったし。
そんなこんなで、レストラン探しの旅が始まった。持っているのは水だけ。あるのは地元の食堂だけ。30分も歩いたろうか、そろそろ暑さで参りそうなとき、エアコン付きの食堂があった。メニューを見ると麺がある。タイでは卵麺というのがあって、黄色い麺でおそらく卵と小麦粉なのだろうか、そういう麺が食堂にはある。勢い入って注文した。75バーツなり。後でgoogleレンズで見ると「麺・トムヤム」と「麺・澄まし」と出た。赤そうなのはトムヤムで、自分の注文したものは澄まし汁だった。これが大正解。とても出汁が効いていてうまかった。化調は入っているだろうけどね。まあうまければヨシ。



気を取り直して歩き始めた。さらに数キロ歩くことになった。空港に近くなるともう歩道もなく、路側帯を歩いて橋を渡り、やっと辿りついた。この橋を歩いて渡ったのは自分が最初ではないか。






小奇麗な休憩所が現れた。早速パイナップルのスムージーを注文した。暑い中歩いた後は甘くて冷たい飲み物がとても体に沁みた。普段は砂糖水は飲まないのだが今日は別である。休憩所は風が吹き抜けていてとても心地よかった。


案内所に着いた頃にはもう14時を回っており、これから突然に黒い雲がやってくると思われ、自転車に乗るのは諦めた。話を聞くと、スポーツタイプの自転車しか貸し出しが無いようだ。フレームをまたぐタイプで、ママチャリしか乗れない人は最初からはじき出されている。まあコースがとても良いので、速度も出るだろうからそれ向けになってるようだ。朝はなんと6時から営業しているとのこと。そんなに早く行く人が居るのか?

この自転車ターミナルにはバス停があって、路線バスが少々のほか、空港内シャトルバスが止まる。空港までエアポートリンクを行き、そこからシャトルバスのルートCに乗ることでここまで来れる。自分はパブリックバスターミナルまでさらに歩いてしまったが、10から15分間隔で運行されているように見えた。

パブリックバスターミナルではミンブリ、ドンムアンの各方面のほか、パタヤ等の観光地に行くバスも止まっている。ちなみに空港のバス乗り場で待っていればこれらのバスには乗れる。

ここからしか乗れないものの中に、路線バスがある。路線バスは空港内にはゆかず、ここから折り返すようだ。その中にオンヌット行きがあったので乗ってみた。ところがこれは大きなバスではなく、バンであった。タイではロットゥーと呼ばれる。

ロットゥーでは運転手に直接料金を支払う。乗り方が全くわからなかったがたまたまつながっていたLINEで友人に聞いて助かった。ロットゥーの発車時刻は無く、全員乗ったら発車するようだ。仕事帰りと思しき人たちが次々と乗ってきて、最後は一人立ったまま発車した。すぐに人がぽつりぽつりと降り始めたのでその人はすぐに座ることができた。シートベルトはシートの後ろに引っ張り出してあってかけることができない。事故が有ったら終わりだ。車内には料金表があったのでこれを見れば料金はわかる。ただしタイ語なので、オンヌットはどれだろうと、まだ習いたてのタイ文字の解読を試みたがわからなかった。結局終点だから最初と最後を見ればよく、30バーツだった。最後は一人になってしまい、かなり心細かったが、運転手はオンヌットまで無事連れていってくれた。
オンヌットに着くと黒い雲が空を覆っていた。例の自転車で自宅まで猛ダッシュし、雨を回避した。結局家について何時間たっても雨は降らなかった。
いつになるかはわからないが、自転車の感想は後日お届けする。













































